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介護や支援が必要となった主な原因としては、1位が脳卒中等の「脳血管疾患」2位以降は「認知症」、「高齢による衰弱」、「骨折・転倒」となっています。介護が必須になる状態の前段階にある、要支援(生活に軽い手助けが必要な状態)の原因として最も多いのは、膝や股関節、腰、首などの痛みを伴う変形性関節症や慢性関節リウマチ等の「関節疾患」となっています。
この関節疾患をお持ちの方は、生活に軽い手助けが必要な状態を維持または、改善するために、運動を定期的に行うことが、介護の予防に重要です。下記の図が示すように、介護や支援の原因は他にもあります。
脳血管障害になり、麻痺などがあると体が非対称な動きをとるようになります。何もしないと、そのゆがみから背骨がゆがんだり、片方の膝に負担がかかったりなどの二次的な症状がでてきます。
ヨガは体を均等に使う運動です。このため、ゆがみの改善が期待できます。またエクササイズでは体の幹の部分を強くしていきますので、ゆがまない姿勢が保てるようになる方が多いです。
これにより、体の緊張が和らぎ、硬く動かなくなった手足が改善することも少なくありません。
また、「歩く」や「立ち座り」などの生活の動作も緊張が和らぎ、均等な体の使い方ができるようになることによって、徐々に安定する方もみられています。
運動を習慣として行うことで、体が健康になるだけでなく、脳の認知機能も高まることから、運動は認知症の予防の観点からも注目されています。特に、ヨガなどのストレスにならない程度の低強度の運動には、海馬で新しくできる神経の数を増やし、空間記憶能力を向上させる効果があることが、研究で確かめられています。
ただし、ただ運動すれば良いというわけではありません。音楽に合わせて体を動かすとより効果的であることがわかっています。
運動と音楽を組み合わせることで、運動のみを行ったときに比べより大きな効果を得られることが、
研究で明らかになりました。ゆずりはで実施しているふまねっと運動は「音楽」と「運動」と「記憶」を組み合わせています。研究結果からも認知機能の維持・予防・改善に効果があります。
一般に衰弱とは、「筋力の衰え、歩行速度の低下、活動量の低下、疲労、体重減少」の5つの項目の中で、3つ以上に該当する場合と定義されています。
エクササイズでは動作の安定を叶える、体の幹の筋力と足の筋力を鍛えていきます。
これを継続的に行うことで、筋力は徐々に向上し、歩行速度が向上する例が多く見られています。
また、一生歩ける力をつけるために、運動と外出習慣を身につけられるように、生活指導を行っています。このため、活動量は無理のない範囲で上がっていく方がほとんどです。筋力を向上する運動と活動量が増える習慣を身につけることで、疲労を感じにくい体になっていきます。
体重減少の原因は多彩ですが、高齢になると消化器官の機能低下によって食欲が減少することが見られます。ヨガはヘモグロビンと赤血球の濃度を上げ、酸素を細胞組織まで行き渡らせやすくしてくれるため、血液をサラサラにします。このため内臓の負担を減らし、活性化することで食欲の改善が期待できます。
「転倒・骨折」は寝たきりの原因の第2位といわれています。高齢者の骨は若い人に比べてもろくなっているためわずかな外力で骨折しやすく、また治りが遅いのが特徴です。しかし、適切な運動をすることで予防することが可能です。筋力の低下は転倒の主な危険因子であり、膝の痛みや腰痛とも密接に関わっています。年齢を重ねていてもトレーニングを行う事で筋力の維持だけでなく、増強も期待できます。
ヨガで固くなった筋肉をほぐし、エクササイズで安定して転ばずに歩くために必要な筋肉を効率よく向上していくことで転びにくい歩行を手に入れることが期待できます。また、転倒をしてしまった場合に、転倒カウンセリングを実施しています。なぜ、転んでしまったかの原因を追究し、対策をご利用者様にお伝えしていくことで、転倒を繰り返さない取り組みもしています。
ヨガで体の歪みがとれ、姿勢の改善が期待できます。姿勢が良くなると、各関節への負担がなくなり、痛みが緩和されたり、改善していきます。姿勢を改善するだけでなく、エクササイズで正しい姿勢を保つ筋肉も鍛えていきますので、徐々に痛みがでにくい体になっていく方が多いです。
これにより、痛みなどによって不安定になっていた「歩く」や「立ち座り」などの生活の動作は徐々に安定していきます。
杖を使わないと歩けなかった方が杖なしで歩けるよう
になる例がたくさんみられています。
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